タモリさん、新潟へ…「新潟は”砂”の町」!? NHK『ブラタモリ』の着眼点

「砂の町」には、そう来たか!と思った。「港町」では中央区の一部だけでしょ?と言われるし、「米どころ」ではそれこそ新潟市だけじゃなく平野全体になってしまう。そう、砂の町なんですよ、新潟市は。ウチの庭だって、掘れば砂だらけだし。

遅ればせながら7月にNHKで放送された『ブラタモリ』の新潟編を再放送で観た。録画しながら定食屋さんに出かけたら、ラッキーなことにちょうどお店のテレビでも流れてて、お店の人や他のお客さんと一緒にパブリックビューイング状態で楽しめた。以下、ネタバレあり。

冒頭「新潟ってどんなイメージですか」と近江友里恵アナウンサーの問いかけに、「申し訳ないんだけどあんまり(イメージが)ないんだよね」とタモリさん。やっぱりそうなんだよね、残念だけど。そんなお二人を「砂の町」のテーマに沿って案内するのは、新潟の街歩き名人、野内隆裕さんだ。

この野内さんがいなければ、ブラタモリが新潟に来ることもなかったのではないだろうか。それくらい新潟の埋もれた歴史を発掘している。それに野内さんが何年もかけて古町の小路や西堀通りのお寺に案内板を作ってくれたおかげで、今や古町周辺はポケスポットがたくさんある街になっている。ポケモンGOユーザーは感謝しなければならない。

砂の町を巡る街歩きは、砂丘の上の日和山展望台から始まる。実は我が家のすぐ近く。タモリさん、来ていたんだなぁ。当日のロケはかなり箝口令が敷かれていたらしく、関係者以外にはほとんど知らされていなかったようだ。当日Twitterなどで「人情横丁にタモリがいる!」などの書き込みがあった程度だ。

人情横丁ではいきなりの大雨に遭ったり(海沿いにある新潟市は天気の変わりやすい街だと思う)、老舗料亭の鍋茶屋では芸妓さんに「エロインピツ(色鉛筆)」の新潟弁を教わったり(新潟弁はイとエが逆になるという定番ネタ)と、新潟らしいロケを展開しながら、次は亀田の方へ。

亀田で砂?と思うかもしれないが、亀田郷と言われる一帯にはいくつもの砂丘が連なっている。日和山ほどの急な砂丘ではないが、今も大江山や山二ツ、紫竹山、牡丹山…などなど「山」のつく地名は、平野に筋状に連なる砂丘の名残りだ。そして砂丘の間は低湿地の田んぼとなっていた。

僕が10歳の時に豊栄へ引っ越して、いきなり博物館で、胸まで水に浸かって田植えをする映像を見せられたのを覚えている。「地図にない湖」と言われた当時の田んぼの映像は衝撃的だった。胸まで水に浸かって植えた苗は、何に根付いて育っているのだろう…? 未だに謎だ。

そんな亀田や豊栄も今では乾田が広がる穀倉地帯に。それは何のおかげか?と言えば、排水機場ということになる。海抜マイナス地帯から水を押し上げる巨大ポンプが24時間体制で働いて、低湿地の水を信濃川などへ吐き出している。このあたりの話は「水と土の芸術祭」で聞いた。水と土?それとも砂?…まあ、どちらでもいいか。

さて『ブラタモリ』、次回9月3日の放送は佐渡の特集という。6月に佐渡に行った時、バスガイドさんが「タモリさんの頭上をトキがくるりとまわって飛んでいったんですよ」と話していた。そんなシーンも出るだろうか。注目したい。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中