「タイの北海道」400キロを行く~アルビ・ブリーラム観戦記【前編】

まるで北海道みたいだと思った。どこまでも広がる畑と牧草地。まっすぐ続く道。ジャングルや田んぼといった東南アジアのイメージと違う風景の先に、ブリーラムはあった。

首都バンコクから北東へ約400キロ、タイ東北地方の街ブリーラムへ行ってきた。タイのサッカープレミアリーグで優勝したブリーラム・ ユナイテッドFCと、アルビレックス新潟が交流試合を行うというので観戦してきたのだ。

◇ ◇ ◇

飛行機や鉄道もあるが、タイ国内の移動は高速バスがメーン。ブリーラムのある東北地方へは、バンコクの「モーチットマイ(Mochit2)」と呼ばれる北バスターミナルから出発する。広いターミナルだけど、そこは東南アジア。おじさんが次々声をかけてくるので、行き先を告げればどこに行けばいいか教えてくれる。

今回僕らは、日本にいる間に妻がネット予約してくれた「ナコンチャイエアー」という会社のバスに乗った。予約だけでない、座席の指定やバス代の決済まで海外からネットでできてしまうのだから、日本よりずっと便利だ(というか、日本は改善の余地がありすぎる)。

予定時刻ぴったりにターミナルを出発。まずは高速道路と並行して走る幹線道路を北へと向かい、途中東側へと分岐すると、いよいよタイの東北地方へ入ってくる。道路の両側に広がるのはサトウキビ畑や牧草地帯。片側2車線の立派な道路が、まっすぐどこまでも続いていく。

タイの田舎の方へ行くのは初めてだ。ブリーラムは、バンコクへ行くより国境を越えてカンボジアへ行く方が近いという。そんな街にACL(アジアチャンピオンリーグ)に何度も出場する強豪サッカーチームがあるのか? 車窓からの風景を見ていると少し信じられなくなる。

◇ ◇ ◇

バンコクを出て約5時間、定刻通りにブリーラムのバスターミナルに着いた。ちょっと街をぶらり歩いてみる。高層ビルなどはない田舎の街という雰囲気だが、意外と活気があって、屋台レストランやお店などもそこそこ揃っている。あ、ホテルに「Welcome Albirex Niigata」って出てる。選手はこのホテルに泊まるのか。

街からトゥクトゥクに乗って、予約していたスタジアム前のホテルへ向かう。10分ほど走ると、おー!見えてきた。これが会場のニュー・アイモバイル・スタジアムか。噂には聞いていたが、タイの田舎にヨーロッパの立派なスタジアムが突然現れたかのようだ。

スタジアムのまわりには、アルビレックスのマークの入った懸垂幕が飾られている。本当にここでアルビが試合をするんだなぁ。というわけで、後半に続く。

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