「シンガポール海峡を眺めながらビール」…小さな夢が実現した旅

いいじゃない?「○○でビールが飲みたい」、そんなのを目指して行く旅があっても。

シンガポール~ジョホールバル旅行記、続きの続き。以前からマレーシア南端の街ジョホールバルに割安に泊まってシンガポールへ遊びに行くのを推奨していたんだけど、今回は国境のコーズウェイが大渋滞で、日帰りで行くのは無理そうだ。さて、どこへ行こうか…。

思い出した。コーズウェイから東方向、フェリーターミナルまでの海沿いには庶民的なレストランや屋台が並んでいた。魚などを売る出店も出るらしい。もしかしたらシンガポール海峡を眺めながら海辺でビールが飲めるんじゃないか。

水辺を眺めながらビールを飲むというのは、バンコクのチャオプラヤ川でもやったことがある。あれはよかった…。連続爆破事件のあったバンコク。チャオプラヤ・エクスプレスの乗り場でも爆破があったと聞くと、他人事でない気がしてくる。これ以上変なことにならなければいいけど。

川もいいけど、海はもっといい。もともと海の風景が好きで、本当なら海の見える家に暮らしたい。東日本大震災以降は日本では津波が危ないかな、と思うようになってしまったけど。その点、ジョホールバルとシンガポールに挟まれた海峡は、津波の心配はない。台風で荒れることもない。理想的だ。

街の中心部から、マレー鉄道に架かる陸橋を越えてコーズウェイの東側へ。ちょうど下をシンガポールから来た国境シャトル列車が走る。ブルーウェーブ(日本のオリックスが経営している)などのホテルが並ぶ一角を過ぎると、坂の下に海岸沿いに並ぶヤシの木が見えてくる。

海岸沿いは思いのほかきれいに整備されていた。魚を売る市は出ていないけど、軽食や飲み物を売る移動販売車や売店が出ている。ベンチでは缶ビールを飲みながら談笑する現地の人たち。マレー人っぽく見えるけど、外でビールを飲んでいるところを見るとシンガポール人だろうか。

そして道を挟んだ向こうには外にテーブルを並べた食堂がずらり。テーブルについてお店のオヤジにビールを頼む。通りの向こうにはシンガポール海峡。これだよ、これ。ちょうど近くの学校の下校時らしく、生徒たちがすぐ前を行き交う。こんなオトナですみません、いただきます!

夕刻が近づき、赤道直下でも海風が爽やかに感じる時間帯。タイガービールも美味いし、ああ、なんていい街なんだ、ジョホールバル(単純)。ビールを空けて、街へ戻る。薄暮の中でオレンジ色の光が灯る中央駅に、旅情をかきたてられる。今度はマラッカで沈む夕日を見ながらビールもいいなぁ。

そしてホテルのあるメルドラム通りに戻って、この街の「ホンキ」を見ることになる。通りの端から端まで埋め尽くす屋台の数々。そうか、こういう街だったのか。では…店のオヤジさん、タイガービール持ってきて!

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中