岩船港から船で1時間45分 ホンモノの島らしい島!粟島に行ってきた

粟島と比べたら、佐渡なんてもはや大陸。そう思えるくらい、本当に島らしい島だった。

人生初上陸!村上市の沖合いに浮かぶ粟島に行ってきた。面積 9.78 km²、人口は 363人(2015年2月1日現在推計)の小さな島だ。岩船港からフェリーで1時間45分、高速船だと約1時間で、島ならではのユルさあふれた別世界にたどり着く。意外と近い。

実は連休明けの忙しさと締切ぎりぎり感を抱え、結構ささくれだった状態で行くことになったのだけど、船に乗った瞬間「まあ、なんとかなるかぁ」と、島モード。島って偉大だ。最大487人が乗れるフェリーに10人ほどのお客を乗せて、船は進む。

島に着いた途端、港に鳴り響くアナウンス。「漁協よりお知らせです。定置が着きました。お手伝いできる方はお越しください」。定置というのは定置網のことか。では、お手伝いとは?

役場の方が漁協の水揚場に連れていってくれた。お風呂の浴槽よりずっと大きな箱に目一杯入っていたのは、大きさ3~40センチほどの鯛。ちょうど、定置網で鯛が捕れる時期なのだとか。その水揚げを島のお母さんたちが手伝うのだという。さすが漁業の島、みんなで支え合っているんだなぁ。お手伝いといってもしっかり時給が出るらしいけど。

浴槽大の箱に5箱分、目一杯の鯛。さぞウハウハだろうと思いきや、大漁の一方で単価は下がり気味なのだと教えてくれた。あと2週間もすると、今度はマグロが捕れ出すという。マグロの方が高く売れるそうだ。へぇ、粟島産のマグロかぁ。食べてみたいなぁ。

役場の方の案内で島をクルマで1周することになった。周囲23kmの小さな島だが、ここまでワイルドな地形だとは想像していなかった。海岸沿いを一気に標高100mまで上がる。先日行われたマラソン大会のラストがこの坂だったという。心臓破りどころの話ではない。マラソンというより、ほとんど登山だ。

断崖絶壁の下に奇岩が並ぶ風景は圧巻。奇岩群には国の天然記念物に指定されたオオミズナギドリが数万羽棲んでいるという。特に北側斜面は冬に強い風が引き付けるためか、大きな木は育たず、低木や笹などで覆われている。これからの時期、オレンジ色の岩ユリが咲くとまた違う風景が楽しめそうだ。

こうして帰りの船まで約3時間。駆け足で島全体を見て、すっかり魅了された。岩船港からフェリー往復で4千円弱。着いたら汽船ターミナル2階のレストラン憩で1500円の「極上さしみ重」を食べて、隣の日帰り温泉につかる。これだけでも島独特の偉大なるユルさに、ささくれだった気持ちも消えるはず。

佐渡もいいけど、粟島もいい。行ったことがない人はぜひ。

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