お寺はライブハウスにもなる

「木揚場教会を、もっと多くの人に知ってほしい」と、主催の方。同じことを思っている人はあちこちにいるだろう(はい、ここにもいます)けど、実際これだけのイベントをやってしまえるのはスゴい。

礎町の木揚場教会で11日、仏教+音楽イベント「ほうおん!」が行われた。浄土真宗の若いお坊さんたちが主催したこのイベント、ミュージシャンが次々登場しライブをする合間に、お坊さんの法話や読経が入るという、なんともユニークな音楽フェス。入場無料というのも驚きだ。

木揚場教会は教会という名がついているが、浄土真宗の施設。明治時代に火事で焼失した京都の東本願寺を再建しようと、全国32ヵ所に「木揚場」が作られ材木を集めた。全国で唯一現存するのが、この新潟の木揚場教会なのだとか。一度火事で焼失したが再建され、今の建物は大正時代にできたという。

音楽フェス会場となった木揚場教会の2階には、しっかり飲食ブースもある。1階から響く読経を聞きながら、まずはビールで乾杯。お寺でビールを飲むのも、祭壇をバックにライブが繰り広げられるのも、新鮮な感覚だ。

何組かのパフォーマンスを観たが、なかでもトリに登場した「MOROHA」というアコースティックギターとMC(というか、叫び)の2人組には圧倒された。
MOROHA「三文銭」MV – YouTube
http://youtu.be/9Ul1fGwiFd0

YouTubeの映像より、実際のライブパフォーマンスは数倍熱い。だんだん引き込まれ、拍手をするのも忘れるほど。MCのアフロは叫ぶ。『誰でもない自分の話を口走れ!』 これを聴いた瞬間、ライブの前のお坊さんの話と頭の中でつながり、ピンとひらめいたのだ。仏教がなぜ音楽フェスをやるのか―。

このイベントのテーマは『"お寺"で発見、"私"を発見』。自分をどう表現するかが問われる時代、そのために助けを得るのは仏様かもしれないし、音楽かもしれない。それを音楽と法話の融合で、伝えようとしたのだろう。アタマと耳に刺激的なイベント、またの開催を楽しみにしたい。

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