仮説(1)ヤンキー経済と古町

「古町ちょっと寂しいよねー」から始まり「お店はそこそこ賑わっているのにねー」となり、最後は「まあ楽しく飲めればいいよねー」でシャンシャン。これがいつものパターン。

先日、古町10の居酒屋・喜ぐちで開いた「7のつく日は喜ぐちの日」。毎月7のつく日に有志でシモ古町の名店に集まって飲んだり食べたり、というゆるい会なんだけど、話題はやっぱり古町のことになる。BRTってどうよ?再開発はどーなるんかねぇ?と話はめぐり、酒は進み、結局よく分からなくなる。

でもたまにはもう少し考えてみよう。そこでの話題から、古町は今後どうしていくのがいいのか、という仮説について、(たぶん)3回連続で書いてみたい。まずは、今回少し話題にした「ヤンキー経済」と古町について。

博報堂の原田曜平氏が書いた『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』という本が話題だ。
『地元族は「現状維持=幸福」と考えています。休日はショッピングモールに出かけ、地元の友達とファミレスやカラオケ、ファストフード店で集まり、ミニバンで仲間とドライブに行く。そんな「中学生時代からの地続きで、居心地の良い生活」をキープできること。それが彼らの幸福です』
・もしかして地元のヤンキーの方が幸せ!? 〜地方出身大卒者の不安〜:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140218/259926/?P=1&ST=smart

地方都市にいても、街なかで暮らし働いているとあまりピンと来ないけど、少し郊外に出るとヤンキー経済圏なのかな、と思う。スマホ所有率はがたっと減り、TwitterやFacebookで情報を得るのは少数派。ネットの情報より、地元の人的ネットワークが優先される。それはそれで心地いい。

地方に次々大型店を建てるイオンや、北関東に本店のある電器店チェーン、紳士服チェーンにニトリ、ユニクロなど、最近郊外出店で元気な小売チェーンは地方発のお店が多い。トヨタ自動車だって、愛知県が本拠地だ。ヤンキーゴコロをくすぐる商品や店舗展開が人気を呼んでいるのかな、と思う。

そんな地方にあって、もしかしたら古町商店街はヤンキー経済の存在を理解しない異空間なのかもしれない。ではこの街もヤンキー指向になればいいのか、とも思うが、今さら郊外出店のチェーン店が古町に出店してくるとはちょっと思えない。

古町は地方の中の異空間。地方ならではの人的つながりやしがらみと離れていられるのは、この街で暮らす良さだと思う。隣近所のことにあまり関与しない、という港町気質もあるのだろう。そのためか東日本大震災の時は、多くの家族がこの古町周辺に避難してきて、今も多くの人が暮らしている。

異空間であり続けるというのも悪くない。東京などから地方に出てくるのに、一番の不安材料は濃密すぎる人間関係とも聞く。そんな不安材料がない街というのはアピールポイントになりそうだ。そして第2の不安材料であるクルマ社会についても。というわけで、仮説(2)へ続く…。

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