異なる文化が隣り合う国境の街

20年ほど前の横須賀に少し似ていると思った。新しいものと古いもの、異なる文化がミックスした街。ただ横須賀は日本とアメリカだけど、ここジョホールバルは中国にマレー、インド…とミックスの度合いがさらに強い。

マレーシア南端の国境の街、ジョホールバルに来たのは3回目。こうして街を歩くのは実は初めてだ。これまでは正直つかみどころのない街と思っていたのが、歩くことで少しずつ自分のものになっていく。治安が悪いと聞いていた中心部も、昼間は危険な雰囲気は感じなかった。

コンパクトな中心街に、中国、マレー、インドの文化が隣り合う。中華寺院のはす向かいにインド寺院、さらに向こうにはスルタン(王室)のモスクが見える。街の真ん中には、中華の食堂とサイババの祈祷所?が隣り合っていた。「レストランで違う人種の人が隣り合っても、ケンカになんてならないよ」と、タクシーの運転手さん。これがこの街の日常だ。

近年ジョホールバルは、マンションラッシュ。中国人やシンガポール人がセカンドハウスや投資目的に買うらしいが、日本人も多く買いに来ているという。もっとも2014年からは外国人が買える不動産物件が100万リンギ(日本円で約3000万円)に引き上げられたから、バブル状態は少し一段落するのかもしれない。

中心街でもあちこちで高層ビルが工事中で、雁木でつながる古い長屋(ショップハウス)は少しずつ姿を消しているようだ。街のにおいが消えるようで、少し寂しい。でもタクシーの運転手さんは「このビルには、新しい屋内テーマパークができるんだよ」。この国は確実に未来へ向かって突き進んでいるようだ。

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