モザイクな万代と共進軒

最先端のファッションブランドを取り揃えたラブラ2と、味わい深い、はっきり言ってしまえば「きたなシュラン」な中華料理店、共進軒。道一本隔ててこのギャップ、万代シテイってモザイクな街なのかも。

昔から「サラリーマンの味方」として人気を集める共進軒。店内にとどろく罵声にも似た店員さん同士の掛け合いと、厨房に飛び散る野菜、こぼれるラーメンスープ。カウンターに座ると、まるで舞台の最前列にいるかのよう。隣が最先端ファッションビルになろうと、変わらぬこの雰囲気。タンメンや炒飯は500円と、変わらぬ値段と味もうれしい。

ラブラやラブラ2など、万代シテイが「キラキラ度」を増しながらも、共進軒やバスセンターの立ち食いそば屋なども、変わらぬ雰囲気で人気を集めている。ギャル、若者、サラリーマン、それぞれが街に生態系を持っている。マレー人、中国人、インド人がモザイク状に共存するマレーシアを見るようだ。

会社との行き帰り、マレーシアの英語FM局「Capital FM」をスマホで聴いている。「Woman in new capital」が合い言葉のこの局。元気な女性DJのおしゃべりが売りらしい。「昨日はぁ、夜にホテルのイタリアンレストランに行ってぇ…」「週末はどこにショッピングに行きますか? わたしはぁ…」てな感じ。

発展する東南アジアの元気を感じる。人であふれるKLの巨大ショッピングモールを思い出す。でもさらに想像をふくらませる。夜はホテルでイタリアンかもしれないけど、朝はちょっと汚い屋台でラーメンでもすすっているんじゃないかって。人種のモザイクだけではない。先進国と途上国とのモザイクも、マレーシアの大きな魅力だ。

そんなことを思いながら、共進軒の店内を見渡す。ラブラ2やアルタあたりで働いていそうな女性店員さんらしきお客さんも、同じ500円のタンメンをすすっている。マレーシアの女性DJさんと一緒。いつもホテルのイタリアンレストランってわけではない。やっぱり万代シテイもモザイクな街で、これが街の元気の秘密なのかもしれない。

あ、一応フォローしておくと、共進軒は屋台ではなくて、ちゃんと建物の中のお店なので念のため。あと、万代シテイに限らず新潟の街には屋台がないけど、少しくらいあってもいいんじゃないかな、と思ってる。

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