牧之通りは「新潟の小布施」

塩沢の牧之通りがなかなかいい雰囲気というのは聞いていたけど、街に住む人働く人がここまで協力的に、街を盛り上げようとしていたとは。新潟県内にこんないいところがあったなんて。長野の小布施のように観光客が集まる街になりつつあるのを感じた。

昨日は街をみんなで歩きながら写真を撮ってまわろうという「新潟フォトウォーク」で、南魚沼市に行ってきた。八海山ロープウェイで紅葉を眺め、牧之通りで雁木の続く風情ある街並みを散策するというコース。八海山も牧之通りも初めて行ったけど、なかなかいいところだなぁ。

牧之通りはもともと普通の地方の商店街だった。道幅を広げ歩道を整備しようとした時に、木製の雁木の似合う風情ある街並みにしようと住民らが協力して、セットバックして新たに建てた家並みも雰囲気を統一したのだという。昔にタイムスリップしたような街並みは、実に風情がある。

ギャラリーか何かかと思って入ったら、そこは「両替商」の看板が建つ地元の信用組合。日曜日だから営業はしていないんだけど、入口を開けて越後上布などの名産を展示し、支店長さん自らお茶出しのサービスをしてくれる。窓口の奥は、当然ながら信用組合のオフィス。こうして休みの日も、街のにぎわいに協力的に参加している。

通りに面したある家では、自宅の一部である座敷を開放。民芸品やお土産ものを売りながら、市の文化財にも指定された「抱き仏」と言われる仏像や、家に代々伝わる着物などを公開している。「お正月には、この座敷で親戚などの集まる宴会をするんですよ」と、おかみさん。最近注目されている「住み開き」を、街ぐるみでやっている感じだ。

普通の地方の商店街だったところが、地元の人のさまざまな協力で、雁木を人が行き交う風情ある通りになった。通りには雑貨や土産物を売るお店が並び、ぶらり散策する人も増えている。本屋さんとおもちゃ屋さんも2軒ずつある。観光客だけでなく、地元の人にもちゃんと使ってもらえているということだろう。これは商店街再生の稀有な成功例ではないか。『商店街再生の罠』の久繁哲之介さんに取材してほしい。

『美女旅』など、南魚沼市の観光の取り組みは注目を集めている。この牧之通りが「新潟の小布施」になる日も近いかもしれない。県民として、いいものはいい!としっかり発信していかないと。

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