堀や大和跡もリノベーション

前回の記事に書いた東京R不動産の馬場正尊さんが書いた本が、自宅の本棚に5冊並んでいる。東京R不動産を始めるきっかけとなったという東京神田の小さな箱のようなビルも、東日本橋のアートイベント「CET」も、数年前に見に行った。はい、もはや信者です。

そんな馬場さんが、僕の暮らす古町の現状を見つめ、今後の方向性を示す。昨日の古町活性化シンポジウムは、夢のような空間と時間だった。というわけで、前回の続き。現在古町が課題としていることについても、馬場さんは前向きな考えを述べていたのが印象的だった。

例えば堀の再生。古町界隈をかつて流れていた堀は、この街の歴史を物語るもの。古町活性化のために堀を復元したら?という声も聞かれる。しかし今では信濃川から街なかに水を引き込むことは事実上不可能。かといってテーマパーク的にほんの一部だけ水辺空間を作ったところで、それが街の歴史を物語るものになるの?という疑問があった。

このことについて馬場さんは、合理性を追い求め、街を建物と道路で埋め尽くしてきた時代は転換期に来ていると話す。街に余白を作り、ゆったり歩いて街を回遊するルートづくりのためのものととらえれば、一部分だけのテーマパーク的な水辺空間でも市民に受け入れられるのではないかと。なるほど、そう考えればいいのか。

また、大和跡の再開発についても、街にはターミナル機能が大事で、それを担うのがBRTであり大和跡であるという考えが示された。このターミナルには商業施設やオフィスだけでなく、住居や公共施設などさまざまな機能をミックスさせることが重要と馬場さんは言う。これはぜひ実現してほしいなぁ。

小さな組織や個人がゲリラ的に始めた実験的な試みが街を変えることは大いにある、と馬場さん。ここはひとつ、西堀通りあたりに、こっそり堀を掘ってみようか。石垣くらいは出てくるかもしれない。それとも旧大和デパートの3階より上の空きフロアに、こっそり暮らしてみようか。これは怒られるだろうなぁ…。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中