県民必見『飛べ!ダコタ』

ホント、いい映画。感動した。 こういう時にちゃんと深みのある言葉でよさを伝えられないのが悔しい。でも佐渡島民だけでなく、佐渡と関わりのある人、新潟県民すべてに観てほしいと本気で思う。

7日から県内で先行上映されている映画『飛べ!ダコタ』をようやく観てきた。第2次世界大戦終結から半年足らずの1946年1月、佐渡外海府・旧高千村の海岸に不時着したイギリス軍機の乗組員を村人たちが受け入れ、協力して再び大空に飛び立たせたという史実を映画化したものだ。
・映画『飛べ!ダコタ』公式サイト
http://www.tobedakota.com/

終戦直後の混乱期、数ヵ月前まで敵だったイギリスの兵士たちを助けた村人。この話を新聞記事で知った時、これはテレビの再現ドキュメント番組などになるのでは?と思った。さまざまな難局を乗り越えて、映画化にまでこぎ着けた関係者の努力はすばらしいと思う。こんなにいい映画ができたことは、佐渡にルーツを持つ者として本当にうれしい。

十数年前に亡くなった僕の祖母は「佐渡んもん」だ。祖父は戦争で亡くなっている。でも祖母に祖父の話を聞いた記憶はほとんどない。戦争の話もした記憶がない。あえてしなかったのかもしれない。もしかしたら父もそうだったのかも。聞いたのはスマトラ島で亡くなったということくらいか。

だからこの映画で、佐渡の終戦直後の様子や、身内を戦争で亡くした者の悲しさなど、祖母に聞けなかったことがようやく分かったような気がした。映画を観ながら、祖母が長年ひとりで暮らしていた田んぼの中の静かな一軒家をずっと思い出していた。どんな思いで暮らしていたんだろう…って。

もし子どもの頃に祖母と戦争の話をしていたら、どうして日本はそんな戦争をしたの?と聞いていただろう。軍部が暴走したから? 欧米列強に対抗するため? 映画の中で高千村の村長を演じる柄本明さんが、この答えとなるようなことを映画の終盤で言っている。今だからこそ、このセリフは考えさせられる。

できれば父にも観てほしいけど、「高千からは、あんなところに金北山は見えんだろう」などと言われそう…。地元の人はそういうところがちょっと気になっちゃうんだよねー。でもぜひ観てほしいなぁ。

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県民必見『飛べ!ダコタ』」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 佐渡が舞台「奇跡の映画」再び | 新潟シモ古町 ときどき脳内マレー半島

  2. ピンバック: クォン・デ、永遠の0、ダコタ | 新潟シモ古町 ときどき脳内マレー半島

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