ブログ引っ越します!シモフルから「マチフル」へ…バイバイ、WordPress.com

気がつけば、前回の投稿から約2ヵ月。
新しいコト、こっそり?始めていました。

実は「はてなブログ」で、新しい街ネタブログ「マチフル -machifull-」を2ヵ月前に立ち上げていたのだ。
◇マチフル -machifull-
http://fullmatch.hatenablog.com/
新たなブログは、名前の通り街ネタを中心に書いていくつもり。え、それってこれまでと変わらないじゃない?と言われそう。たしかにそうなんだけど…。

正直最近は行き詰まっていた。日記の延長線的に古町のことなどをあれこれ10年以上書いてきたこのブログ。でも発信できるツールが増えた今では、日記の延長線ならTwitterやFacebookで十分になった。日記ではないとしたら、情報メーンの記事…? でも新潟や古町の情報を書いたブログも増えた(ガタ子さんとか…)。ここまでは前回も書いた。

日記でも情報記事でもないとしたら、エッセー? うーん、たぶんこれら3つの中間みたいな感じなのだろう。そんなことを思いながら、試しに始めてみたのが「マチフル -machifull-」だった。

街ネタを中心に、あとは、講演会などで話を聞いたり、本を読んだり、旅に行ったり…など、自分がインプットしたこととちょっとした感想を書いていけば、週に1度はアップできるんじゃないかな。というか、ブログに書くことで週イチインプットを持続したい。

ここまで約2ヵ月、まあ順調に更新できたし、「です」「ます」調で書くのにも慣れた。というわけで、こちらのWordpressの方はひと区切りして「マチフル -machifull-」に本格移転しようと思う。11年前、最初にブログを始めて、今ではWordpressへの入り口として使っていたYaplogの方は、そのまま「マチフル -machifull-」への入り口として続けていきます。引き続きごひいきに。

あー、すっきりした。2ヵ月間、新旧のブログをどうしようかと考えていたんだ。2つのブログを書き分けるほど器用じゃないし。というか、「マチフル -machifull-」もこの1週間更新できていない…。週イチインプットできてないじゃん!

ブログはニッチで生き残る…「誕生日」に思うブログのこれまでとこれから

明日は誕生日♪ いえ、僕ではなくて、このブログの。

2005年11月21日にこのブログ(名前は少しずつ変えてきたけど)を始めて、明日でちょうど11年になる。最初はyaplogで始めて、途中からwordpress.comに引っ越しした。自分ながらよく続いている。
◇あらためて、ブログデビュー – 新潟シモフルのおんぼろビルに暮らす|yaplog!(ヤプログ!)byGMO
http://yaplog.jp/furumachi/archive/63

◇ ◇ ◇

十年ひと昔と言うけど、ネットの世界ではふた昔…いや、なな昔くらい過ぎたように思う。始めた頃は、新潟や古町の情報を発信するブログや個人サイトはほとんどなかった。古町もネットで情報発信が必要では?と思ったのがもともとのきっかけだけど、実際には個人的な日記ブログになっている…というのは昨年も書いた。
◇ブログを始めて10年…古町はどう変わったか?そして10年後は? | 新潟シモ古町 ときどき脳内インドシナ~マレー半島
https://furumachi11.wordpress.com/2015/11/21/%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%82%92%e5%a7%8b%e3%82%81%e3%81%a6%e3%81%a1%e3%82%87%e3%81%86%e3%81%a910%e5%b9%b4%e5%8f%a4%e7%94%ba%e3%81%af%e3%81%a9%e3%81%86%e5%a4%89%e3%82%8f%e3%81%a3%e3%81%9f/

その後Twitterが始まり、Facebookが始まった。Twitterを始めたのは8年近く前。Twitterユーザーが居酒屋などに集まると、みんな料理写真をパシャパシャ撮って、Twitterにアップしていた。当時はそんなことをしている人はあまりいなかったけど、FacebookやInstagramが普及した今では普通の光景になった。

11年で古町も変わった。北光社、大和デパート、ラフォーレと次々にお店が閉まり、人通りも減った。このブログも閉店話を書くとそれなりの反響があって、でもそんなためにブログを始めたんだっけ?と思ったり。再開発もBRTも「古町にばかり補助金を投入して」と白い目で見られたり。厳しい時代である。

◇ ◇ ◇

世間のブログも変わっていった。今では日記メインにブログを書いている人は減ったように思う(芸能人くらい?)。日記だったらFacebookで十分なのだから、そりゃそうだよなぁと思う。

ではブログは廃れたかというと、そうでもない。ニッチな情報を得る手段として生き残っている。僕のブログも検索ワードを見ると「クアラルンプール カンパー バス」「ベトナム タンソンニャット空港からブンタウへ」「シンガポール マレーシア 国境 徒歩」など、同じことをする人がいるのかと驚く。日記ブログがニッチブログになっていた。

日記はFacebookで十分というのも分かるけど、Facebookはフロー。自分が書いた記事を検索したり年月で抽出したりできるのは、ストックであるブログのいいところだ。このブログもこれからも続けるつもりだけど、何かニッチな感じで新しいことも始めてみようかな、とも思ったり。

◇ ◇ ◇

手帳も変えてみたことだし。44歳、いろいろと曲がり角なんです。

来年は「ヤチョラー」デビュー…測量野帳には『BE-PAL』付録の手帳がぴったり

測量野帳を使う人を「ヤチョラー」と呼ぶらしい。2017年はヤチョラーデビューします!

ずっと手帳にトラベラーズノートを使っていたけど、来年は測量野帳に変えることにした。A4三つ折りサイズのトラベラーズノートはたしかに便利だったけど、持ち物をもっとコンパクトにしたかった。それに、自作していた蛇腹式のスケジュール表を作るのが面倒になってしまった。
◇仕事も旅もトラベラーズノート | 新潟シモ古町 ときどき脳内インドシナ~マレー半島
https://furumachi11.wordpress.com/2014/12/09/%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%82%e6%97%85%e3%82%82%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%99%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88/

測量野帳とはコクヨが1959年に発売した測量業務用のノートのこと。測量野帳のよさを3つ挙げてみる。

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真ん中が測量野帳、左は「無印野帳」、右はBE-PAL手帳

【1】コンパクトなサイズ
長年愛されている理由のひとつは、このサイズにある。A6判の幅を少し狭く、長さを少し長くしたサイズは、まさに絶妙で、スーツの内ポケットにも余裕で入る。
◇ますます用途が広がる測量野帳|商品情報|コクヨ ステーショナリー
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/fieldnote/

【2】表紙が硬いので立ったまま書ける
長年愛されるもうひとつの理由が、硬い表紙を採用しているところ。測量士さんが、屋外で片手に持って筆記しやすいように工夫されている。僕も最近歩きやバスで移動することが増えたので、この立って書ける点はポイントが高い。

【3】(無印野帳は)ファミマで手に入る
コクヨの測量野帳は大きめの文房具店でないと手に入らない(新潟のロフトにはあった)が、ファミリーマートに行けば、ほとんど同じ仕様の「無印野帳」こと、無印良品の手のひらサイズポケットノートが買える。測量野帳は緑色の表紙に「SCKETCH BOOK」と書かれているけど、無印野帳は黒い表紙で文字はない。どちらもいい感じ。

【4】BE-PAL付録の手帳とぴったり
前から測量野帳は気になっていたけど、どうせならスケジュール帳もサイズなど合わせたい。でもなかなか合うのがなくて、測量野帳に日付を書いて自作するしかないか?と思っていたところに、雑誌『BE-PAL』12月号付録の手帳が測量野帳とぴったりサイズと聞いて、光の速度で本屋さんへ。

BE-PAL手帳の来年の表紙はオレンジ色。緑色の測量野帳にも黒い無印野帳にも合う。無骨な測量野帳と比べると、鳥の描かれた表紙がかわいすぎるけど、まあいいか。月間ブロックカレンダーと見開き2週間のウィークリーアジェンダからなる中身も、2本ついてるしおり紐もいい。

◇ ◇ ◇

…というわけで、来年はアウトドア派でも測量士でもないけど、BE-PAL手帳と測量野帳(または無印野帳)で。少しでも荷物を減らして身軽でいくのだ。

『新富裕層の研究』…アイデア勝負で、誰でも「Uber」または「一人電通」?

この本、タイトルが損をしているかも。「富裕層とか自分には関係ないし…」と思っている人(僕も含む)にも勉強になる。

『新富裕層の研究―日本経済を変える新たな仕組み』(祥伝社新書)は、今の世の中の仕組みを知り、次の時代の変化を感じ取る一冊。著者の加谷珪一氏は日経BPの元記者からコンサルティング会社の代表を経て、「自らも富裕層になった」(帯より)という経済評論家だ。
新富裕層の研究――日本経済を変える新たな仕組み (祥伝社新書)

◇ ◇ ◇

ITの普及で、個人でもアイデアさえあれば、チャンスをつかみお金を稼ぐことができる時代。YouTuberはその代表例だし、個人でインテリアに関するネットメディアを立ち上げ、わずか9ヵ月で大企業に20億円で売却した人もいる。かつての製造業などに比べ、立ち上げに大きな資本は必要ない。

個人が持つ資源がネットを使ってシェアされて、多くの人に使われる時代も来つつある。個人のマイカーをタクシーにする「Uber」や、個人所有の家や部屋をホテルにする「Airbnb」が代表例だ。Uberはシンガポールで初めて使って便利さを実感した。タクシーは全部Uberになるんじゃない?と思ったほど。
◇なんて便利なシェアリングエコノミー!シンガポールで「Uber」を使ってみた
https://furumachi11.wordpress.com/2016/08/26/%e3%81%aa%e3%82%93%e3%81%a6%e4%be%bf%e5%88%a9%e3%81%aa%e3%82%b7%e3%82%a7%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%a8%e3%82%b3%e3%83%8e%e3%83%9f%e3%83%bc%ef%bc%81%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%ac%e3%83%9d/

日本では法規制などでこれらのシェアリング・エコノミーが定着しにくい状況にあるが、それも時間の問題。地方では労働力不足が深刻になり始めている。一般人の運転するUberが地方を走るタクシーやバスの代わりになる時代は来るだろうし、人を乗せるのが難しいなら、モノを載せて運ぶ宅配業がUberになる可能性だってある。

「常識を捨て去ること」と加谷氏は言う。例えばマイカーの自動運転が実現すれば、スマホを使って1台の車を何人かでシェアして都合のいい時間に使うことができる。誰も使わない時間はUberで無人タクシーにすればいい。夜中はコンビニの配送を自動でするかもしれない。駐車場だって必要なくなる。たぶんそう遠い未来ではない。

◇ ◇ ◇

そんな近未来的な話以外にも、今の世の中のとらえ方にも勉強になるところが多かった。例えば個人資産とGDPの関係。

現在の日本のGDPはざっくり年間500兆円で、それを分配面で見た内訳は、賃金として支払われるのが250兆円、資本に対する報酬(配当など)が100兆円、減価償却が100兆円、あとは税金が50兆円になるという。

ここから、日本の労働人口は約6千万人だから、賃金総体の250兆円を割ると一人あたり年間380万円になることがわかる。一方、日本で資本として提供されているお金の総額(国富)は約3千兆円で、それに対する報酬が100兆円ということは、利回りは3.3%。このことから、年間380万円を利回り3.3%で得るには資産が1億円必要という計算になるのだとか。なるほど!

その他にも、配当をもとに株価が決まるメカニズムとか、新進気鋭のベンチャー企業が増資で資産をふくらませる仕組みとか、株をやる前に知っておけばよかった(知らないから損をした…。ううう)ことも書かれている。世の中のおカネの仕組み、大事。

◇ ◇ ◇

そんな近未来に僕のような企業勤めのサラリーマンはどう働けばいいか。最後の章に書かれているのを引用する。

『人々の価値観はさらに多様化し、市場は成熟化しています。多種多様な価値観に合わせた新しいサービスを次々に投入していかなければ、企業は存続していくことができません。すべてを社内のリソースに頼って集団で仕事をするよりも、外部リソースをフル活用させて個人で仕事を完結させた方が効率がよいことは明らかです』

この外部リソースのフル活用というのは、ここ数年でそうなってきていると感じる。いろいろ大変なこともあるけど、でも社内だけでちまちまワッショイするよりずっといい。みうらじゅんが自身を「一人電通」と称しているけど、企業のサラリーマンも一人電通になることが求められているのかも。がんばろうっと。

旅は事前の情報収集が大事…マラソンに振り回されたアルビ大阪アウェイ観戦

空港行きのバスが運休中? 聞いてないよ! Googleがそろそろ搭乗手続きを済ませましょうと言っている。離陸まで1時間15分。間に合うのか?

この週末は長男と大阪へアルビ対ガンバ大阪戦を観に行った。もともと吹田の新しいスタジアムを見てみたいと早くから予約していたのだが、ここまでJ1残留争いの重要な試合になるとはその時は知らなかった。そしてこの週末が大阪マラソンの開催と重なっていることも…。

◇ ◇ ◇

飛行機などを予約したのは約2ヵ月前。今回はANAのマイルを使うことにしていたのだが、行きはすでに満席。帰りはなんとか日曜昼の便を予約できた。混んでるとは思ったけど、マイルで予約するのってこんなもんかな、とその時は思った。行きはWILLERの夜行バスを予約。

続いてホテル。これがかなり苦戦した。そもそも空きがほとんどなく、バス・トイレ共同の安宿ですら1人1万円前後のところしかない。インバウンドで予約が取りにくいとは聞いていたがここまでとは…。マラソンが行われるためとは、この時点では夢にも思っていない。

いろいろ探してようやく海外ホテルメーンのAgodaで、2人で1泊朝食付き8千円のホテルを見つけた。難波千日前近くにある昭和の「娯楽の殿堂」的なビルのワンフロアだそうで、地下には映画の舞台にもなった元キャバレーがあるのだとか。コテコテな外観がいかにも大阪っぽい。気に入った。予約をポチ。

◇ ◇ ◇

そして試合当日、土曜日の朝。夜行バスに揺られて11時間、大阪に着く。梅田駅から阪急、モノレールと乗り継いで万博記念公園駅へ。15分ほど歩いて吹田サッカースタジアムのビジター側の行列に並ぶ。ここでホッとしてTwitterを見ると…あれ?新潟のマラソンクラスタが大阪に向かってる。これって…?

スマホで検索すると、はい、日曜日は大阪マラソンですってよ。これで合点がいった。飛行機もホテルも予約が取りにくかったのは大阪マラソンがあるからだったんだ! なーんだ、納得。まあホテルの近くを走るみたいだし、ついでに見られればラッキーなんじゃない?

…甘かった。翌日、なんば発伊丹空港行きのリムジンバスがマラソンコースにばっちり引っかかって運休しているのに気づいたのは、帰りの便が離陸する1時間15分前。30分で空港まで行ければ間に合うという目算は崩れ、梅田までダッシュ! なんとか間に合ったけど、どうしてこうもいつもぎりぎりになってしまうんだろう。

◇ ◇ ◇

ぎりぎりと言えばJ1残留を賭けたアルビレックス新潟。ガンバ大阪に残念ながら負け、降格圏の名古屋と勝ち点差なしのまま、最終節を迎えることになった。相手は強豪の広島。しかもFW、MF、DFの中心選手を出場停止で欠くことになってしまった。

どうしてここまで劇的なことになってしまうのか。劇的なのは新潟の方か、それとも名古屋なのか。3日後には分かる。頼む。

『ぼくらの仮説が世界をつくる』…たぶん『シン・ゴジラ』も仮説で出来ている

新しいモノやコトを作る人には勇気が湧く一冊のはず。

講談社の敏腕編集者から独立して、作家エージェント「コルク」を起業した佐渡島庸平氏初の著書『ぼくらの仮説が世界をつくる』。新しいモノやコトを生むには、情報や数字よりも自分の中にある価値観に支えられた仮説の方が大事と、佐渡島氏は言う。

ぼくらの仮説が世界をつくる
◇ ◇ ◇

『多くの人は重要な決断を迫られたときに、できるだけたくさんの情報を集めて、それから仮説を導くと思います。
でも、そうしていると新しいことは何も生まれません』
『仮説を立てるときは、誰でも得られるような数字のデータではなく、「日常生活の中で、なんとなく集まってくる情報」そして「自分の中にある価値観」の方が大切なのです』

これがこの本の主題となっている『仮説が世界をつくる』というところ。情報や数字から新しいものを生もうとしても、前例主義に陥ってしまう。新しいものを作り出すにはまずは前例とかデータとかは横に置いておいて、自分の価値観に基づいて仮説を立てることから始めるのが大事と佐渡島氏は言う。ググれば情報やデータは手に入る時代。差をつけるのはその人の価値観しかない。

ライフネット生命保険社長の出口治明氏も、島澤諭氏との対談をまとめた著書『自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみよう会議』で、蓄積してきた知識と経験から編み出した「直観」が物を言うと言っていた。あ、でもその前に「数字・ファクト・ロジック」が大切とも書いているから、アプローチの順番は違うのかもしれない。

自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみよう会議 (SB新書)

直観を支えるインプットの絶対量を増やすには、人と会うこと、本を読むこと、旅に出ることが大事と出口氏は言う。僕も人・本・旅は意識しているつもりだけど、今の倍くらいに密度を上げたいなぁ。

◇ ◇ ◇

この「情報より仮説」を読んで思い出したのが、この夏大ヒットした映画『シン・ゴジラ』。なぜシン・ゴジラはヒットしたのか、いろいろ話題になっているけど、例えばこんな意見。

『だって、『シン・ゴジラ』にはラブシーンが無いし、家族愛も無いし、泣かせるドラマも無いし、若い人に人気のイケメンアイドルも出てないし、有名アーティストが手掛けた主題歌も流れないし、まさに無い無い尽くしで「ウケる要素」がほぼゼロの状態なんですよ』
◇『シン・ゴジラ』はなぜ大ヒットしているのか? : ひたすら映画を観まくる日記アルティメット・エディション
http://blog.livedoor.jp/thx_2005/archives/52122481.html

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ

これこそまさに「仮説が世界をつくる」ということ。ラブシーンとか家族愛とか泣かせるドラマとかイケメンアイドルとか有名アーティストの主題歌とか…これらはみんなヒットの定石という「情報」だ。情報より監督の中にある仮説をカタチにした結果が、シン・ゴジラのヒットだったと言えるんじゃないかな。

◇ ◇ ◇

仮説が世界をつくる話は、『「宇宙人視点」で考える』『「ドミノの1枚目」を倒す』と続く。『おわりに』で書かれた灘高時代の同級生の話にはぐっと来た。僕らが日々している仕事は、どこかの誰かがやりたくてやりたくて仕方なかったのにできなかった仕事なのかもしれない。気候的にもメンタル的にもちょっと寒かったココロがちょっとピリッとした。

新知事決まる!新潟県で原発再稼働と同じくらい大事な、たったひとつのコト

原発も大切。でも大事なことはそれだけじゃないはず。次の知事さんは責任重大だ。

16日に投票が行われた新潟県知事選挙で、医師で弁護士の米山隆一氏が、元長岡市長の森民夫氏との接戦を制し初当選となった。前任の泉田路線を継承し「原発再稼働反対」のワンイシューで支持を得た米山氏が、長岡市政17年の実績を持つ元市長を破った格好だ。

◇ ◇ ◇

たしかに原発は事故が起これば大変な被害をもたらすことは福島を見れば明らかだ。地震国なのだからその稼働には慎重でなければならないのは当然のこと。

でも地方には原発だけでなく様々な課題がある。新潟県が抱える一番大きな課題は、やはり人口減だと思う。総務省が公表した2014年10月時点の人口推計で、新潟県は前年比で0.74%の減と、全国で10番目に高い減少率となっている。ざっくり毎年1万7千人ほどずつ減っていることになる。
◇40道府県で人口減 仕事求め地方から都市へ : 日本経済新聞
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFS17H6W_X10C15A4EE8000/

もちろん人口減は新潟県だけでなく全国的な問題だし、新潟県が減っている理由だって、気候とか気候とか気候とか…いろいろあるとは思う。一方で、増減率0.00%の宮城県や、0.32%減にとどまっている石川県のような県もある。同じ雪国北国でも差がついちゃったな、と思う。やっぱり勢いのあるところには人が集まる。経済とか雇用とか、ホント大事。

◇ ◇ ◇

差がついちゃったといえば、『NPO法人ふるさと回帰支援センター』(東京都千代田区)が2015年に発表した「移住希望地域ランキング」でも、新潟県はベスト10ランク外。気候とか気候とか気候とか…を除けば「住めば都」と思うんだけど、今ひとつ伝わっていないみたい。
◇地方移住ランキング! 2015年は上位に変化が・・・!? | nezas(ネザス)
https://nezas.net/archives/89828

ランキングの中でも今回大幅に順位を上げた島根県は『県内全自治体が参加する移住相談会を実施するなど、県・市町村・定住財団が一つになった移住者受け入れ体制強化が実を結んだ』という。危機感を持って10年以上前から地道に取り組んできたことが実り始めている。新潟県はその間何をしてきたの?と言いたくもなる。

そういえば新知事となる米山さんの出身地である魚沼市は「シリコンバレー新潟版」という計画があると聞いた。例えば雪に強い新幹線の駅から屋根伝いでそのような街並みができれば、気候とか気候とか気候とか…不利な条件を克服できそう。長岡駅からアオーレもそんな街並みだった。あれを見たときには、長岡市長やるな!と思ったんだけどね。

◇ ◇ ◇

やるな!と言えば、今回の知事選で夜8時の投票締切と同時に、インターネットで開票速報番組を放送したUX新潟テレビ21。UstreamとYouTubeライブで放送した番組は、テレビで流す選挙速報番組と遜色なかった。地元のテレビ局がテレビではなくインターネットで番組を流すのなんて、初めてじゃない?
◇UX新潟テレビ21 » 新潟県知事選開票速報
https://t.co/djWSwr7hw0

まあとにかくいろいろ時代は変わっている。変化に対応できないと一気に衰退しかねない時代が来ている。ぎりぎり40代新知事の誕生。いろいろ大変だろうけど、新しい時代を切り拓く役割をお願いしたい。前任の継承ばかりじゃなくていいと思うよ。